老健あき交流会(お礼の会)

 前回,老健あきのみなさんとうちわ作りをしました。

 高齢者の方にも,あきのスタッフの方にも親切にしていただき,とても楽しい時間を過ごすことができました。そんな子どもたちは,

「次は,自分たちが高齢者の方を喜ばせる番だ!!」

とお礼の会を企画しました。
3組の交流会

 3組は,バルーンアート,肩たたき,歌やリコーダーを披露しました。
 バルーンアートをして,できた作品をプレゼントしたり,高齢者の隣に座って肩たたきをしたりして喜んでもらいました。
 リコーダーでは『もののけ姫』や『ルージュの伝言』を披露しました。
 とにかく高齢者が楽しんでくれるもの,高齢者とのふれあいを大事にできるものをと考え,夏休み前から準備してきました。その成果を十分に発揮して,みなさんに楽しんでいただける交流会になりました。
3組の交流会

 1組は,全員で劇『うらしま太郎』とリコーダーを披露しました。
 劇『うらしま太郎』では,乙姫役を男の子が演じたり,歌を歌ったり,ダンスを踊ったりしました。全員で演じたので,見ごたえのある,楽しい劇に仕上がりました。
 リコーダー演奏も,毎朝,朝の会で練習しただけあって,息の合った演奏ができました。
 高齢者の方からも自然と拍手や笑いがわき起こり,最後にはアンコールまでとび出したほどでした。
3組の交流会

 2組は,リコーダー,劇『桃太郎』,昔遊びの3つのグループに分かれ,発表しました。
 リコーダーグループは,『さんぽ』や『少年時代』を演奏しました。劇『桃太郎』グループは,高齢者が笑えるような演出を考え披露しました。昔遊びグループは高齢者の大好きな『ズンドコ節』の音楽にのせて,剣玉やあやとりをしました。
 はじめは緊張していましたが,手拍子や笑いが起こるたびにだんだん緊張も解けて,自分たちも楽しめるものになりました。
 どの学級も,発表が終わり,帰る前に高齢者の方と握手をしました。
「もう帰るの?」
と涙を流される方や,なかなか手を離されない方,
「今日の発表,とてもよかったよ。ありがとね。」
「これからも,がんばってね。」
と声をかけてくださる方もおられて,子どもたちは,
「お礼の会を開いてよかった!」
「また,高齢者の方に会いにいきたい!」
と自信と達成感に満ち溢れた表情をしていました。

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