センナリビョウタンの育ち(4年生理科)

 ○月○日、ジュースを飲み終わった後のプラカップのそこに穴を開け、深さ1cmにセンナリヒョウタンの種をまきました。あれから1週間、クラスのほとんどの仲間のカップに、かわいい双葉が顔を出しました。先生から『子葉』って言うんだよって、教わりました。芽の出なかった人は、どうやら水をやりすぎたか、そこの穴が小さすぎて排水できず、種が腐ったようでした。先生から新しい種をもらって、再チャレンジです。

 
 ○月○日、再チャレンジの仲間の子葉が無事出そろったころ、早くも本葉が2枚になりました。先生が「本葉が4枚くらいになったら、畑に植えかえるよ」って言いました。まずい!早く畑を完成させなければ…  ひっくり返したプランターに挟んだ間に、肥料をしっかり混ぜた土をスコップで入れるのは男子、形を整えて畝を仕上げるのは女子が、がんばりました。
 ヒョウタンはつるを作って高く登って育っていく植物なので、栽培には「棚」が必要です。業務の先生にたのんで作ってもらいました。  畑も棚も完成しました!いよいよ植え替えです。やさしく!、ていねいに!土の底には、隠し肥料を入れました。
 水をやる当番は、その日の日直の仕事です。   ○月○日つるが出始めました!一生けん命ネットをのぼうろうとしています。 
 7月10日もうこんなに大きくなっていました。    よく見ると、つぼみらしきものが!
   夏休み直前の7月20日、たくさんの花がさいています。ヒョウタンの花って白いんだね。じっくり観察すると2種類の花があるようだ。   花の根元がふくらんでいるのが、「め花」なんだね。
  「左が花粉を作る「お花」右が花粉を受ける「め花」っていうんだ」って、先生に教わりました。    と、いうことは、これは…?
7月27日気温がぐんぐん上がり め花は枯れても、根元のふくらみはどんどん大きくなっていきました。   8月2日、小さいけれど、形はもう立派なヒョウタン,はかってみると、5cmでした。
事件発生です! 8月4日夜、順調に育っていたヒョウタンの畑を、台風5号がおそいました。とてつもない強風が、ヒョウタンを棚ごとなぎ倒してしまいました。心配になった多くの仲間がかけつけました。  地面に付いたり、落ちたりしたヒョウタンの実は、腐ってしまいましたが、半分以上のヒョウタンは、何とか無事秋をむかえました。さぁ、もうすぐ収穫です。

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